多くの英語学習者の方が陥る 英単語が覚えられないという悩み。 単語帳を張り切って買ったのに、一冊最後まで使い切った経験がない! 中途半端に使った単語帳が何冊も本棚に並んでいる。 何回読んでも覚えられない!こんな経験ありませんか? 私も高校時代から語彙には苦しみ単語が覚えられず、苦しんだ1人でした。 高校3年生の時、毎日通学の電車の中で単語帳とにらめっこ。それを1年間続けた結果、当時のセンター試験の本番で史上最低点を更新(泣)そんな私がその後、単語をどんどん覚えることができるようになり、2ヶ月で英検一級の単語を習得し、合格を掴むことができた理由を今日はご紹介します。 それは 単語帳を使うのをやめたから 正確に言うと、 単語帳の使い方を変えたのです。 なぜなら単語帳を1ページずつ読んでも記憶に残らないし、実際の場面で使えない。と気がついたからです。でもこれは当たり前。単語で単体で使うことはなく文章の中で使っていくもの。しかも使う場面・文章によって使われ方、意味が全然違うじゃないですか。 例えば実際アメリカ移住後にあったエピソードなのですが最近、隣人のアメリカ人の方達とのチャットのやり取りで、Count us in!という表現が出てきたんです。イースターのイベントをご近所さんとすることになっていて、そのイベントに参加するかどうかの返事を送らないといけなかったのです。Count には数を数える、と言う意味の他に含める重要である頼るという意味が他にもあり、今回はCount us in は「私たちを数に入れて」つまり、「参加します」という意味で使われていました。これって、count=数を数えるという意味だけ覚えていても使いこなせないですよね。このように単語は意味を丸暗記するのではなく使われ方を知るべきなのです。 さて、私が実際に変えた単語の覚え方。まず、新しく採用した考え方は 単語帳は買うものじゃなくて自分で作るもの 例えば英検1級を受験した時は基本的に問題を解くタイプの語彙問題集を解きながら覚えていく。 また長文問題などの問題集を読んで分からなかった単語があれば自分のノートやスマホのメモ機能に書いていきました。 そのノートを何度も見返すのです。 ↑英検1級の勉強の時に作った単語のノート この単語帳を書く時に出てきた本・内容毎に分けてどの場面で出てきたものかも覚えておきます。 そうするとその単語が使われていた文章や場面も一緒に思い出すことができて記憶に残りやすい。 つまり、今の自分に必要なオリジナル単語帳になるのです。 ちなみに単語の覚え方でオススメなのは、 「問題を解いてアウトプットしながら覚えること」 実際に私がやった方法が英検準一級、英検一級、通訳案内士試験に独学で合格した時にやった語彙の覚え方のステップはこちらです。 1、問題を解いて、出てきた単語をチェックしてそれを単語専用のノートに書き込む。 2、同じ意味の単語が出てきたらそこに=して付け足して覚える。 例えば正確な、という意味の単語accurate同じ意味で他にもexactcorrectpreciserightなど色々あるので、それらもノートに書いて一緒に覚える。 (余裕があれば使い分け方もメモしておく) 3、何回もノートを見直して(1日5回くらい)記憶に定着させる ちなみに市販の単語帳は辞書代わりに使うようにしました。 分からない単語が出てきたら単語帳で調べる。そこに書かれていない単語の意味や同義語なども書き込んで何度も見直すのです。 さて、最後に。 オリジナル単語帳を作った上で一番語彙を覚えるために必要なことは 単語と出会う頻度を増やすこと。 例えば、1週間で、7ページ分の問題集の単語を覚えるとします。 その時に、1日に1ページを100%覚えて毎日1ページずつ進むよりも、 1日7ページを30%覚えて7ページ全てを毎日見直す方が記憶に定着します。 100%覚えても、翌日に残念ながら私たち人間は新しく覚えたことを7割以上忘れてしまうんですよね。 一回にかける時間を長くするより、単語に出会う回数を増やす!これって、人間関係でも言えること。 1年に1回、24時間会うより、毎日1分でも会う方が距離は深まるはず。接触回数が多いほど、親近感もわくし、会いたいと思う。話しを聞いてみたいと思う。(ザイオンス効果って言います)英単語も同じ。出会う頻度を上げて仲良くなっていきましょう。 このような300冊以上の英語本を読んで分かった、また自分の経験からも感じた最短の成果に繋がる単語学習法・英会話習得法を1冊にまとめた書籍を販売中です。(Gakken 2024年)語学書ベストセラー100冊を研究して「最強の英会話本」作ってみました。 上のメソッドを使ってサポートし、・1年で海外就職・TOEIC200点アップで外資系転職・英検1級に3ヶ月で合格・全国通訳案内士試験合格・海外出張・駐在で海外の方と英語で 抵抗なく話せるようになったなどの成果が出た勉強法、スクールの詳細はこちら↓