先日、
「起業してうまく行く人は
どんな人だと思いますか?」
という質問を頂きました。
あなたはどう思いますか?
色んな要素があると
思いますが、
私が一番思うのは、
「気遣いができる人」
今まで色んな経営者の方、
起業されて個人で
活動されている方に
お会いして思うことです。
仕事がうまくいっている方で
気遣いができない人はいない。
でもそもそも「気遣い」って
何だと思いますか?
言葉の定義って難しいですよね。
コーチングでも
曖昧な言葉を定義してみる、
というのがあるのですが、
私たちが使っている言葉で
何となく使ってしまってるものって
たくさんあるのです。
で、私の中で
「気遣いができる」
というのは、
「相手の気持ちを想像して
行動できること」
ちょうど先日、
誰か分からない方から突然、
「集客ってどうやったらうまく
行きますか?コツを教えてください」
というメールを頂きました。
実は、こんなメールって
これまでも数えきれないほど
頂いていて、
あとはビジネスじゃないですが、
インスタのDMで突然、
この英文訳してください、
と翻訳の依頼をしてくる
方もいました(笑)
これって、ラーメン屋さんに
行って、タダでラーメン頂戴って
言ってるのと同じだと
思うんですけどね(笑)
あなたも、同じように
例えば
「英語が上達するコツ、
教えてください」
と送り主の名前がない、
こんなメールが届いたら、
どんな気持ちがしますか?
これって、
英語やビジネスを学ぶ以前の問題
ですよね…苦笑
自分がサービス提供を
する側になり
同じことをされたら
どう思うのか?
それが相手の気持ちを
考えること、
相手の立場に立つこと
だと私は思います。
今ってオンラインで
簡単に繋がれて、
簡単にメッセージを送れて
簡単にサービスに申し込める、
そんな時代なので、
気軽にメッセージを送りやすい
状況になっていますが、
これって、
道ですれ違う人に突然挨拶もなしに
「英語教えて?」
と声を掛けるとの変わらないと
思いませんか?
直接会った時にできないこと、
言えないことは
オンライン上でもしない。
これは鉄則だと思っています。
オンラインって簡単に繋がれる、
というメリットがありながらも、
つい、相手の気持ちをつい考えないで
行動してしまう。
こんな人、
増えているような気がします。
誹謗中傷も同じですよね。
ちょうど昨日、英語起業塾の
ビジネス講座で、
「メールで自分の考えを伝えるって難しい。
この文章で相手を傷つけないかなって
考えるとなかなか書けない」
こんな話になりました。
でも私はこうやって思っているってことは
既に相手の事をちゃんと気遣える方なので
メールで例え多少違って伝わっても
普段の付き合いとかで
信頼ってできていると思うので、
そんなに誤解は生まれないと思うんですよね。
気遣いってこうやって
相手の事を考えて行動すること。
「気持ち」ですよね。
で、気遣いができるって、
今までお伝えしてきたような
相手の事を傷つけない、
ということだけじゃなくて、
「相手を喜ばせる」
というのも含まれます。
起業して成功されている方は、
この、
「相手を喜ばせる」
というのが上手な方が多いです。
私自身が、色んな方にお会いしてきて、
「あ、この方のこんな気遣い素敵だな」
と思った経験から、
起業初期から意識していることを
お伝えしますね。
それは、
「報告」です。
え、そんなこと?って
思うかもしれませんが、
これって意外にできていない人
多いんです。
例えば、セミナーを受けて、
「こんな変化がありました」
と感想を送る。
紹介された本を読んで、
「こんな学びがあった」
と伝える。
何か成果が出たら、
御礼のメールを送る。
などです。
ちょっとしたひと手間が
大きな差を生む。
起業してやっていきたいなら、
起業のノウハウとかスキルより、
私はまずこの
「気遣いができる人」
になることが一番
大切なのではと思っています。
今ってオンラインで
簡単に起業できるという感じの
雰囲気があって、
確かにPC一台で簡単に
起業できるかもしれませんが、
気遣いができない、
人の気持ちが分からない、
そんな状態で起業しても
上手くいかない。
オンラインだからこそ、余計に
気を遣っていきたいですね。