先日、大阪で私の英語コーチングを受けてくださっていた生徒さんとお会いしました。
その方は客室乗務員さんとしてご活躍されている方なんですが、その方から聞いた飛行機に関する興味深いお話を今日はシェアします^^
最初に私の話になるんですが、実は私は飛行機がめちゃくちゃ苦手です。
「鉄の塊がすんごい勢いで空を飛ぶ」
「閉鎖的な空間で何時間も座っている」
大丈夫と分かっててもこれに恐怖を感じてしまう 笑
空港も好きだし飛行機に乗ることの憧れ?はあるのに、どこかで恐怖心が消えない。
(これ、ほんっと克服したい!)
そんな飛行機に、その生徒さんは週何回も乗っている訳で、お会いした時に、「正直、飛行機怖くないの?」という質問をぶつけてみたんです。
まあ当然お仕事にされるくらいだから飛行機に乗るのが好きだと思うし、この恐怖心は伝わらないかなって思ってたのですが彼女から予想外の返事が返ってきます。
その彼女、仕事中に飛行機に乗っていて恐怖を感じたことは一度もない。
でも、自分がお客様としてプライベートで飛行機に乗っている時は怖いと思うことがあるのだそう!
え、同じ飛行機なのに!!と正直驚きました。
でもその話を聞いて思ったんですよね。これって「立場」の差だなということ。
自分が客室乗務員として飛行機に乗っているか、お客様として飛行機に乗っているかで
立場が変わる→自分の意識も変わる。
それで飛行機に対する恐怖心も変わってきているのだと。
仕事で乗っている時はしっかり仕事をしなきゃ!いざという時はお客様を守らなきゃ!という意識があるので、「恐怖を感じる」という意識もないんだと思う。そう仰っていました。
彼女と話していて、本当に私たちって「立場」これを変えるだけで見える世界がめちゃくちゃ変わるなって改めて思いましたよね。
例えばちょうど先月、妹に子供が生まれたので昨日初めて会いにいってきたんですが、泣いている赤ちゃんを抱っこしていても、母親として抱っこしているのと、叔母として抱っこしているのとでこんなに気持ちの余裕が違うんだな〜って感じたのですが、これも立場の違いですよね。
これって学びも仕事も同じです。
例えば、これから自分も英語を教えたい!と思って英語を学ぶ時に、既に自分は先生だと思って英語を学ぶのか、まだ生徒だという意識で英語を学ぶのか、で学ぶ姿勢とか、吸収するものって明らかに違いますよね。
このブログを読んでくださっているあなたはご自身でビジネスをされている方が多いと思うので、ビジネスに例えると、自分が一事業者として、先生として、そんな意識を持ってコンサルティングや講座を受けるのか、それともサービスを受けるお客様として受けるのか、この自分のスタンスで、学びの姿勢ってめちゃくちゃ変わります。
なぜなら人は「立場によって意識が変わるから」です。
実はこの大阪で生徒さんたちにお会いした時、ある生徒さんに「さやか先生は事業を法人化して、何が一番変わりましたか?」という質問をされたんですね。
4月に法人化して、この8ヶ月間、一番変わったなと思うのが、今日お伝えした自分の「意識」です。
どこに行っても、どこで見られていても恥ずかしくないようにする。
事業者としての「立場」をいつも意識するようになりました。
なので、例えばどこか近くに行く時もある程度ちゃんと服装を整えて行くし、自分がサービスを受ける側でも、より一層気を遣うようになりました。
もちろん完全にオフの日は「母親」としての立場でいるのでまた違う自分になりますが、そうやっていつも、自分が「どんな立場に立っているのか」これを意識するだけで物事の見え方も、そこからの行動も変わってきます。
特に、自分がサービスを受ける側だったり学ぶ側になるとこの立場に対する意識が薄れがちなので、そこを少し意識するだけで学びや成長速度って変わりますよ^^
さて、最後に、来週ちょうど飛行機に乗る機会があるので、この意識を変えて怖さを克服して、フライトを楽しめたらいいな、そう思っています 笑