この記事では
英語コーチングとは
どのようなものなのか?
レッスンとはどう違い、
どのような人に
向いているのか?
そして自分が英語コーチとして
英語を教えたい方に向けて
どうやって英語コーチに
なればいいのか?
どのようなステップで
学んでいけばいいのかも
お伝えしていきます。
こちらの動画でも
英語コーチのお仕事って
どのようなものなのか?について
話しているので参考にしてください。
【目次】
1、 コーチングとは?
2、 英語コーチングとは?
3、 英語コーチングと英語レッスンの違い
3-1 英語コーチングと英語レッスンの違い
3-2 英語コーチングのメリット・デメリット
3-3 英語コーチングをお勧めの方
4、 英語コーチになるには?
4-1 英語コーチとしての働き方の事例2つ
4-2 独立した英語コーチになる場合学ぶべきこと
4-3 私が考える英語コーチとしての在り方
1、コーチングとは?
コーチングとは、コーチが
クライアントの目標達成に向けて一緒に
伴走してサポートしていくもの。
なぜコーチングが目標達成や
成長に必要なのか?
それは、私たちが目標を達成したり、
成長する時に
必要なことがあるからです。
それは、
新しい視点
私たち人間は日常的に、
自分のこれまでの過去や経験から
物事を判断しています。
なので状況を変えよう、
成長しようとする時、
これまでの延長上で物事を
考えてしまうので、
なかなか成長できないのです。
また悩みや分からないことがあった時に、
その答えを自分一人では
見つけられないのです。
そこで必要なのが、
新しい視点。つまり物事の見方。
物事への見方が変われば、
悩みも解決できるし、成長もできる。
悩みがあるかどうかは、
実はこの視点があるかどうかの違いなのです。
例えば子どもの時に悩んでいたことが
大人になると
大したことじゃなかった、
と思うことはありませんか?
それはあなたの視点や視座が
変わってきて
物事の捉え方が変わっているからです。
なので世界的に有名な優良企業には
コーチをつけている経営者が
たくさんいるのです。
そして、コーチングは
「答えはクライアントの中にある」
という基本的な考え方があります。
コーチは基本的には
アドバイスをするということはしない。
質問、クライアントとの対話を通して
クライアントの中にある答えを
導いていくということを行います。
そうすることで、クライアントが
無意識だった自分の想いに気が付き、
悩みの原因をクリアにして、
本当に自分が進みたい道に
進むことができるのです。
私たちは自分のことは
分かっているようで、
一番分かっていない。
それをコーチに質問してもらうことで、
意識化し、クリアにしていくのです。
2、英語コーチングとは?
英語コーチングとは何なのか?
実は英語コーチングは
厳密にこんな内容、
と決まりがある訳でも、
英語コーチになるのに、
資格が必要な訳でもありません。
ですので、コーチによって、
行っている内容は様々です。
ここでは私の英語起業®︎塾で
お伝えしている、
また私自身が英語コーチとして
7年以上活動して来た中で
大切にしている
英語コーチングの内容や
コーチングに対する考え方に
基づいてお伝えします。
基本的には、英語を学びたい方
に対して1対1で
レッスンを行うスタイル。
グループのレッスンを取り入れている
スクールやコーチもいらっしゃいます。
レッスンの内容は、
英会話学校や塾のように
英語を教える=ティーチング的な
内容の時もありますし、
それ以外にも勉強方法の
アドバイスやクライアントさんの
モチベーション管理も行います。
レッスン以外の時間も
毎日勉強内容を報告したり、
メールで相談を受けたりなど、
レッスンの時間だけでなく、
それ以外もトータルでサポートする。
英語習得を丸ごと支え、伴走していく形。
これが英語コーチングです。
マンツーマンであることが多く、
先生よりも密に連絡を取り、
英語学習を継続していく環境を
作っていくのです。

3、英語コーチングと英語レッスンの違い
3-1 英語コーチングとマンツーマンレッスンの違い
それぞれの特徴をまとめると
英語コーチング
・コーチとは基本的に毎日、
もしくは週に何回か連絡を取る。
・いつでもメールで質問できる
サービスがついていることも。
・コーチは基本的に日本人。
・知識を教えてもらうというだけではなく、
モチベーションの管理や
学習の進め方についても習っていく。
・その人の目指したいレベルに
応じて内容が決まる。
・レッスンの希望日時はコーチと
クライアントで決めることが多い。
・サービス期間は比較的短期間
(3ヶ月以上~半年くらい)
・料金の支払いは最初に一括(分割)で
支払う場合が多い。
サービス内容によっては月謝制の場合も。
英語レッスン
・先生と連絡を取るのは1週間に
1回のレッスンの時間
・分からない所などは基本的に
レッスンの時間にまとめて聞く。
・先生はネイティブ講師であることも
・知識を教えてもらう、
ティーチングメインで英語を習う。
・コースがあり、大体の内容は
決まっていることが多い。
・教室に通うスタイルだと、
日中から夜の時間帯など、
曜日や時間がが決まっていることが多い。
オンラインのレッスンなら
比較的自分の好きな時間にレッスンを
受けることができる。
・サービス期間は本人が続けるまでで、
長期間通う方も。
・料金の支払いは最初に一括(分割)、
もしくは月謝制となる。
※全てのサービスがこれに当てはまるわけではありません。
3-2 英語コーチングのメリット・デメリット
メリット
・コーチと密に関わることができ、
モチベーションを維持しやすい
・分からないことをすぐに質問出来て、
学習がストップしない。
・短期間で集中して学習するので
成果が出やすい。
・柔軟に自分の希望に沿って
内容を決めてもらえる
・学習方法も相談できるので
自走できる。
デメリット
・料金がマンツーマンレッスンよりも
高い傾向がある。
・課題、提出物などがレッスンよりも
多い傾向がある。
・忙しい方はコーチング期間中は
仕事や学習などで手一杯になる可能性も
・コーチとの相性が
合わない可能性がある
3-3 英語コーチングをお勧めの方
基本的にコーチングは料金が通常の
レッスンよりも高い傾向があります。
それは、それだけコーチが密に関わり、
いつでも相談出来たり、
手厚いサポートがあることからです。
またあなたに合う英語学習方法を
提案してくれるため
英語学習法に迷わない、
ネットで検索を続ける時間も
不要になります。
そのため、
本気で英語を上達させたい!
資格を資格を取得したい!
など、英語習得に本気で取り組みたい方、
短期間で成果を出したい方は
英語コーチングはお勧めです。
英語を上達させたいけど、
今は他にしたいこともあって
それほどではないかも…
という方は、金額的なこと、
期間中の自分の勉強の事を考えると
コーチングは違うかもしれませんね。
また、自分のペースで
進めていきたい。
これ、という目標がない。
毎週英会話教室に通って
先生に会うことが楽しい。
などの状況も
コーチングではなく
通常のレッスンの方がいいでしょう。
ただ、英語はこれから
ますます必須になり、
英語ができることで、
年収が約200万円
変わるとも言われています。
ずっと英語を上達させたいと
思っている。
でも、日常で必要に迫られている
訳ではないので、
そのタイミングがこれまでなかった。
独学で何となく進めてきたけど
このやり方で合っているか
分からないし
継続して続けるということが
難しい。
そんな方は、
自分を強制させる
環境に置くことで、
英語を上達させる良いきっかけになります。
人は、日常のタスクに追われがちで、
つい、家事、仕事、育児、など
毎日の優先順位が決まって
しまっています。
ただ、そうやって日々、
やらなければならないことばかりを
しているから、毎日、
そして人生は変わらない。
英語習得って、英語を
必要ではない方からすると、
優先順位は高くないと思うのです。
しかも日本にいる限り
英語ができなくて困る
という場面は少ないからです。
ただ、これだけは言えるのが、
英語ができれば、
人生は確実に豊かになります。
英語は人生の選択肢を増やしたり、
楽しさを増やすための一つの手段。
緊急じゃないことを、
敢えて優先度高く設定することで、
人生って豊かになるのです。
今、英語学習関して
無料でインターネットから
情報を受け取ることができます。
ただ、それを自分で本当に毎日
継続して勉強できる人って少ないです。
ノウハウや知識ではなく
継続できる環境
に投資できる人が
英語を本気で伸ばすことができる。
10年以上英語教育に携わる中で
感じることです。

4、英語コーチになるには?
4-1 英語コーチとしての働き方の事例2つ
英語コーチになりたい、
そんな方からよく寄せられる声は、
・教えた経験がなくて、自信がない
・カリキュラムってどうやって作ればいいの?
・コーチングの資格って必要?
・ティーチングってしないといけないの?
というのものが多いです。
仰る通り、英語コーチになるためには、
・コーチングの基本的な知識
・指導方法
・カリキュラム
など、学ぶべきことがあります。
ただ、それをどうやって学ぶかは、
あなたがどんな働き方をするか
によって変わってきます。
まず、英語コーチとしての
働き方についてですが、
大きく分けて2つ
・どこかの企業で正社員や派遣社員、
契約社員として働く
もしくは
・起業して、個人で活動していく
方法があります。
【それぞれのメリットとデメリット】
どこかの企業の社員として働く・
認定のコーチとして働く場合
企業の研修に参加するなどして
英語コーチとして必要なものを
学ぶことができます。
(その時に受講料が必要な場合が
多いです)
指導やカリキュラムなどを全て学べて
しかも集客までしてもらえるため
「教える」ことを比較的早く
スタートできるでしょう。
デメリットとしては、
お給料が限られていること。
実際に委託の英語コーチの方の
お話を聞く中で多いのが
お一人の生徒様につき
月2−3万円をいただいている
という方が多いです。
2−3万円をいただき、毎日の
添削ややりとりがあるため
少し割に合わないと感じる方も
いらっしゃるようです。
(※ただ集客にはお金や労力が
かかるので
お支払い額は
妥当だとは思います)
最初、経験として早く教え始めたい。
カリキュラムを学びたい
集客を自分ではやりたくない
という方には合っていると思います。
もう1つのデメリットとしては
教わるカリキュラムの内容が
自分の学習経験や
考え方と違っている場合、
教える時にやりにくさを
感じることがあるようです。
(こちらも実際の体験談を
コーチの方からお聞きしました)
集客が必要なく
始められる分、
そのようなジレンマが
後々出てくることが
あることがデメリットと言えます。
個人で独立して活動する場合
自分の好きな時に、好きな場所で、
融通が利く働き方が
できるということ。
また自分の学習経験や考え方を
そのままカリキュラムにして
教えることができること、
また、収入面ではある程度実績を
積むことで企業に属すよりも
高収入を得られる可能性が
あることでしょう。
既にどこかで指導経験がある方、
このメソッドで教えたい!
というものがある方は
個人で活動される方がいいでしょう。
一方で、委託の英語コーチとは
異なり、
コーチング・ティーチングの
スキルやカリキュラムを
全て自分で習得していかないと
いけない点です。
英語コーチングは
レッスンとは違い、
コーチングがメインだから
指導はしなくていい、
教えられなくてもいい
という意見もありますが、
そのようなことはありません。
その生徒さんに必要なことを
提供する必要があり、
ティーチングをすることも
あります。
そして企業に属したり
委託されて英語コーチングを行う
場合との一番の違いは
集客を自分でやる必要があること。
だと言えるでしょう。
企業に属して活動する場合、
集客は企業がしてくれます。
その企業の看板を見て、
お客様が集まってきます。
ただ、個人で活動する場合、
自分の名前・信頼を得て
集客を行っていくことが必要です。
この集客に苦戦して、
英語コーチとして起業したけど、
なかなかうまくいかない…と
やめてしまう方もいらっしゃいます。
実は、この集客が、
コーチングやティーチングよりも
難しく、でも重要な部分なのです。
個人で英語コーチとして起業して、
活動していきたい場合は
集客を学ぶ必要がある。
つまり、集客が
できるようになるための、
ビジネスのスキル
を身に付けることが必要不可欠です。
これがないと、個人で活動していくのは
難しいと言えるでしょう。
4-2 独立した英語コーチになる場合学ぶべきこと
さて、ここからは
独立して英語コーチとして
活動するにあたり、
上でお伝えした
ビジネススキルも含めて
どのように、何から
どのタイミングで
学ぶべきなのか?
をお伝えしていきます。
まず、個人で活動する場合
1、ビジネス(集客)
2、コーチング
3、ティーチング
この3つのスキルを
学ぶ必要があります。
それぞれ学ぶタイミングや
学ぶべきことをお伝えします。

1、ビジネス(集客)
独立して活動すると
決めた場合、
最初にこのビジネスを
学ぶことをお勧めします。
なぜなら、集客ができないと、
いくらコーチングやティーチングの
技術があっても
お客様と出会えないからです。
ただ、注意点としては
学ぶ場所や内容をよく
見極めてください。
このビジネスを学ぶ時に
必ず決めるべきは
『コンセプト』です。
あなたが何の専門家で
どのような分野に特化して
教えるのかを必ず決めてください。
大手と違い、個人で活動する場合
これが決まっていないと
選んでもらえません。
また英語ビジネスのコンセプトは
カリキュラムに直結します。
つまり、コンセプトが正しく
決められていないと
どのようなカリキュラムで
どのように指導をするのか、
それも決められないということです。
これまで500名を超える
英語指導者の方のカウンセリングや
サポートをさせていただきましたが
このコンセプトが正しく決まって
いない方が9割以上です。
特に多いのが
英語に特化していない起業塾で
学んでコンセプトが曖昧。
英語学習の細かいところまで
伝わらないので
自分のメソッドが
分かってもらえない。
というお悩み。
そしてSNSの集客を学んだけど
全く集客ができていない
というお悩みも多いです。
SNSの発信はコンセプトが
明確になった上でできること。
いきなりオンラインの
マーケティングを学ぶのではなく
あなたのコンセプトを決めた上で
ビジネスを構築していきましょう。
2、コーチング
こちらは最初から専門的に学ぶ
必要はありません。
学ぶのは実際にサポートを
始めてからでOK です。
理由は、
コーチングの理論はそのまま
英語指導に取り入れられないからです。
上でお伝えしましたが、
コーチングの基本的な考え方は
「クライアント様の中に答えがある」
つまりこちらからのアドバイスは
しないという考え方です。
でも英語指導において、
お客様は分からないことを
聞きたいのに
「答えはあなたの中にあります」
と言われても
生徒様は困りますよね笑
その他の役割として
スケジュール管理、マインド面の
サポートなどがあり
そこでコーチングはもちろん
使えますが、
最初はスキルがなくても
目の前のお客様が必要なことを
提供する、
今自分ができるサポートをする
これを行うことで
満足していただけるサポートは
できます。
コーチングは奥が深い世界。
学び始めるとキリがない。
そしてコーチングのノウハウより
今お客様が困っていることに
対しての
「提案力」「対応力」
の方が重要です。
まずは目の前のお客様が
必要なことを最大限に応える
ということをやっていきましょう。
3、ティーチング
指導したことがない、
どのように教えたらいいか
分からない。
という方はティーチングについて
最初に学んでおくと
安心材料になるかもしれません。
ただ、1のビジネスのところで
お伝えしたように、
あなたが何の専門家で
どこに特化して教えるのか、で
学ぶ内容は大きく変わってきます。
実際に、指導方法に自信がなく
200万円ほど色々な講座に投資したけど
結局自信がないし、
お客様もいないので
(集客ができないので)
困り果てている、
というご相談をいただいたことも
ありました。
ですのでまずはビジネスを学び
コンセプトだけでも明確に決める。
そして自分の学習経験から
サポートできることがないか、
明確にした上で
足りない部分を学ぶようにしましょう。
ティーチングも学び出すとキリがない。
ビジネスにおいて、お客様のためにも
売上を上げて事業を継続させることも
重要です。
正しい順番で投資して
学んでいきましょう。
ちなみにこの3つのスキルを
全て学べる場所が
私が主宰しています
英語起業®︎塾というスクールです。
私自身が教員免許を持ち、
実際に大学や英会話スクール、
英語コーチングの事業にて
初心者から上級者まで
英語指導をしていた経験。
300冊以上の英語本を読み
書籍を出版した経験。
また自分がゼロから
英語コーチとして独立し、
途切れることなく集客し、
7年以上事業を継続して、
アメリカに事業展開している。
その英語に特化したビジネスの
経験からお伝えしています。
実際に今スクールで学んで
くださっている半分の方が
英語のスキルはあるけど
✅指導経験がない
✅コーチングを学んだことがない
✅ビジネスも初心者
という状態。
そこから半年間で
オンラインからお客様に
コーチングのお申し込みを
いただけて、
生徒様の英語力を
伸ばすことに成功されています。
(実際に生徒さんのTOEICスコアを
3か月でTOEIC250点以上伸ばした方など
成果が出ています)
4-3 私が考える
英語コーチとしての在り方
最初にお伝えした通り
英語コーチングに
正解はありません。
大切なのは、あなたが
英語コーチングや
あなたのサービスを
どう定義するかです。
そこで最後に
私が英語コーチングを
ご提供する上で
大切にしていることや考え方を
2つシェアします。
1つ目は
目標を常に思い出させて
あげること
人は忘れる生き物。
目標でさえ私たちは
忘れてしまいます。
英語学習において
どのような目標や夢を
叶えたいのかを明確にすることは
モチベーションを維持するためにも
必要なこと。
そのために私たちコーチがいます。
私の中でいつも
お客様に対して
大きな地図を広げてあげることを
いつもイメージしています。
あなたが向かいたい未来は
ここだよね。
そのためにこのような道を
歩んでいくんだよ。
このゴールまで
私が伴走するから
一緒に頑張ろう。
この地図や進み方が
カリキュラムであり、
指導法ですね。
クライアント様には今見えていない
ゴールを空から見せてあげる。
そしてクライアント様が
知らなかった、見えていなかった景色を
見せてワクワクしてもらうこと。
この英語学習や自分の未来に対する
ワクワクを味わってもらうことも
サービス提供者の大切な役割です。
そしてもう1つ。
私自身がこれまでコーチングを
通して英語習得の
サポートをさせて
頂いて来て感じること。
それは、
英語コーチングの究極の、
一番大切なゴールは
コーチングの期間が
終わった後に、
生徒様が自分で学習を
継続していけるように
なっていること。
コーチングは主に
3ヶ月間という短期間。
その期間中は
コーチがいるから勉強できる。
でもその期間が終わって、
コーチがいなくなったら
学習が止まる。
これだといくらコーチングの
期間中に英語力がアップしても、
また下がってしまう
可能性があるし、
意味がないですよね。
つまり、自走できる状態、
独学力を身につけてもらう
その状態を作り
もちろん期間中に英語力も
アップさせること
これを手渡してあげることが
コーチの大切な役割だと
私は考えています。
つまり
コーチングが不要な状態になる。
これが究極の英語コーチング
のゴールなのです。
では、この状態を作るために
何が必要なのか?
私は「その生徒様の考え方や価値観を
変えること」だと考えています。
下の図を見てください。

英会話のスキル、やTOEIC800点、など
目に見える結果を出すためには
土台が必要。
その土台は
ノウハウ、知識、はもちろんですが
そのノウハウを実践、
行動する必要があり、
行動するためには
その人の考え方を
変える必要があります。
なぜなら私たちは
今考えていることに基づいて
行動を決めています。
英語を勉強しなかった毎日から
英語を毎日勉強する
という形で行動を変えるためには
その方の考え方を
変える必要があるのです。
考え方を変えるために
何が必要か?
これはもちろん上でお伝えした
目標設定、期限設定も
効果的な要素になります。
でももう一つ必要なのは
新しい価値観を
採用してもらうことです。
例えば、私の英語スクールの生徒さんで
約1年間毎日英語学習を続けられている方が
いらっしゃいます。
今まで一度も続かなかった英語学習を
1年近く毎日継続できている理由。
それは私が
英語学習を仕事だと思ってください
とお伝えしたから。
そこから、
英語学習=趣味、時間があればやるもの
ではなく
英語学習=仕事=毎日やるもの
という価値観を採用したのだそう。
これがまさに、
生徒様の価値観を変えてそこから
行動、習慣を変えていくという事例です。
まとめ
最後に。
実は英語コーチングを
提供するにあたり、
自分のサービスで大丈夫なのか?
不安になりサポートやカリキュラムを
詰め込みすぎて生徒様を
疲弊させてしまった
という声をよくいただきます。
私自身も英語コーチングを
始めた時は、
できるだけたくさんの
ことをしなくちゃ!
お金をいただいている分
しっかり返さなきゃ!
と色々なことを自分がしてあげる、
なるべくたくさんの知識を伝えて、
吸収してもらう、
これを大切にしていました。
でも、そのコーチング
期間が終わる1ヶ月前。
クライアントの方から
「先生とのセッションが終わったら
これから勉強継続していけるのかな…」
こんな言葉を頂いた時、思ったのです。
コーチが色々し過ぎることって、
逆に、生徒の方の成長の機会を
奪っていることになるのではないか。
私たち英語コーチは、自分の不安を
埋めるために
色々してあげたいと思うけれど、
クライアントの方が
自分でできるようになるのを
見守っていく。
そしてできない部分を
サポートする。
そんなスタンスも大切だと
気が付いたのです。
これって子育ても同じで、
子供のために…と何でも
親がしてあげていたら、
親がいなくなった時に
何も自分で出来なくて、困る。
こんな状況に陥りますよね。
親は子供の事を見守る。
待ってあげる。
そして困った時は誰よりも
サポートしてあげる。
支えてあげる。
これが役割だと思うのです。
英語コーチも同じ。
もちろん必要なサポートは行う。
でも大切なのは
その生徒さんを育てていくこと。
英語コーチングって
英語学習にとどまらず、
その方の成長や人生の変化の
お手伝いをできる、
ものすごく奥の深いお仕事です。
そのような意識で英語コーチングを
提供できれば
生徒様の変化はもちろんですが、
あなたのお仕事のやりがいも
変わってくるのではないでしょうか?

この英語起業塾では、これまでお伝えしてきた
・コーチング
・ティーチング
・集客のためのビジネスのスキル
など、英語コーチとして活動するのに
必要なスキルを
全て学ぶことができる場所です。
これまで学んでくださった方から
上のようなスキルはもちろんですが、
英語コーチとして、事業者としての
マインド、考え方を学べた。
自分の意識が変わった
という声をたくさんいただいています。
人として魅力がなければ
選んでもらえない。
事業者、英語指導者として
あなたから学びたい、と
言ってもらえるような
人間にまずなっていくことが
必要だと思うからです。
子供が小さくて、英語を使って
融通な働き方を実現したい。
地方や海外に住んでいても、
オンラインを使って仕事をしたい。
そのような指導者の方が学ばれて、
全国・海外で活躍されています。
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