昨日、部屋の掃除をしていたら、起業する前に自分探しをしていた時のノートが出てきました。
自分が向かいたい方向が全く分からず自分の強みとか好きなことをひたすら書き続けていたノートです。
1年くらい書き続けてたんですけどね、その結果、分かったことがあります。
それは
自分の強みはノートに書いても見つからないということです(笑)
よく自分の強みを知ろう!それをビジネスに生かしていこう!と言われますが、
実はその強みを考える時に、9割以上の方が忘れている重要なことがあるんです。
それは、「相手」です。
そもそも、ビジネスって「自分」と「相手」がいて、そこに需要と供給の
関係があり、お金を支払う、という行為が生まれた時、成り立つもの。
ここで重要なのって、「自分」と「相手」を単体でそれぞれ見る
のではなく、
それぞれの「関係性」を見ていくことです。
ビジネスって、「関係性」から生まれる からです。
なのに、多くの人が、「相手」ではなく
自分の強みは?とか
自分のサービスって
これでいいんだろ うか?って
「自分」のことばかりにフォーカスしているのです。
例えば、あなたがTOEIC満点を持っている英語コーチだとします。
TOEICのことなら何でも任せて!!というあなたの元に、
英会話を上達させて、将来的には留学したい!という小学生から英語コーチング の依頼がありました。
まあ教えられるかもしれませんが、専門外だし、、、適任ではないかもしれませんよね。
つまり、いくら「自分」の英語の能力が高くても、「相手」、そのマーケットによって合う、合わない、がある。
つまり、自分の強みをどう活かすかを考える時って、
必ず「相手」、つまりマーケット とか、今のトレンド、状況との「関係性」を見る必要があるのです。
人生においてもこれって言えて、
あなた自身単体では何者でもないんです。
でも誰か相手がいるから、娘、息子、父親、母親、友人、先生、になれる。
全ては相手があるからこの世界って成り立ってるんですよね。
で、ビジネスの話に戻りますが、
ビジネスをする上で、「自分」にベクトルが向きすぎている人が多すぎる!!!
自分の強みを増やさなきゃ!
自分の英語のレベルを上げなきゃ!
コーチングスキルをもっと高めなきゃ!
でも、それって相手がいて初めて使えるし、強みになるもので、単体では意味を為さない!
本当の強みって、
あなたのサービスを必要とする人との「関係性」を強めていくこと、そしてその人数を増やしていくこと。
なんですね。
そんな関係性を強めていくために必要不可欠なのは、「相手を知ること」です。
「敵を知り、己を知る」
という言葉があるように、相手を知るから、自分のことが分かるんです。
自分ばかりにベクトルが向いている人は、そのベクトルをまず相手に向けましょう。
相手は、お客様、ビジネスマーケット、トレンド、流行り、など自分が出会う人や戦う場所のこと。
お客様のこと、本当に理解していますか?
あなたが今いるマーケットのこと、把握していますか?
ライバルのこと、調査していますか?
今のビジネスのトレンドをしっかりキャチアップしていますか?
競合をリサーチしたり、マーケットのことを勉強し続けたりすることを意識してビジネスを進めましょう!
「相手」のことをまず知り、相手との「関係性」を深めていきましょう!