アメリカ移住前、
結婚してから8年間
地元、香川県高松市に
住んでいたのですが
その時、同じ
香川県高松市に住む
とある親子の方に
英語コーチングのサポートを
させていただいたことがありました。
その親子(お母さんと娘さん)
は一緒に同じ英会話教室に
3年通っていらっしゃいました。
なのに
・ネイティブの英語が聞き取れない
・言いたいことが口から出てこなくて
時間がかかる上に
フリートークはいつも同じ内容
というお悩みを抱えていました。

英語コーチングというサポートの
ことをその時初めて知られたようで、
・週1回のレッスンではなく
毎日LINEで質問や課題を提出し
フィードバックがもらえる
・勉強方法まで教えてもらえる
ということに興味を持っていただき
3か月間伴走させていただきました。
まず私がこのお二人に
最初の1か月でしていただいたことが
2つあります。
一つは
シャドーイング
3か月で英語耳を作る
シャドーイング
という本を使い
(ちなみにこの著者の
谷口恵子さんは
実はある食事会で
ご一緒させていただいたことも
ある方なのですが
すっごく素敵な大好きな方です!)
レッスンでやり方とお伝えし、
毎日シャドーイング音声を
送っていただきフィードバックを
お伝えする
ということを続けました。
最初は一見簡単で
シンプルな文章なのに
いざ言ってみると口が動かない。
うまく発音できない。
という状況だったのですが、
だんだん正しくできるようになり
1か月後には
スラスラ英文を言えるように
なっていました。
そしてその頃、お二人ともに
ある変化がありました。
通っている英会話教室の
ネイティブの先生の英語が
以前より楽に聞き取れるようになり、
聞き返すことが少なくなったのだそう。

シャドーイングと一緒に
取り組んだもう一つのこと、
それは
自分が言いたいことを
英語で表現する練習
こんなことを話したい、
というのをまず日本語で考える。
いつも同じ話ばかりなので
推しのこと
趣味の話
家族や彼氏の話
などテーマを
いくつか設定して
それに対してシンプルな
単語を使って英語を作る練習を
していきました。
今週のレッスンでは
このテーマを話す。
と決めて文を作り、
それをレッスンまでに練習。
これを繰り返しました。
すると1ヶ月経った頃、
ネイティブの先生に
「最近急に話せるように
なってるけど何をしてるの?」
と驚かれたのだそう。
そして何より、英語が聞けて
話せるようになったことで
英会話教室に通い
先生と話す時間が
もっと楽しくなった
という嬉しい変化もあったのだそう。
この変化から改めて思ったこと。
それは
英会話教室って
会話をする実践の場所なので
それまでに必ず練習が必要。
その練習をしないまま行っても
効果はかなり薄い。
そしてある程度自分で
話す内容、テーマを決めていかないと
同じ話になり広がっていかない。
昔からの友人とか
職場の人、とかって
共通の話題があるので
話がどんどん出てくる。
でも英会話教室先生って
共通の話題がないから
「今週はどうだった?」
的な話になりがち。
もしくは先生から
一般的な質問をされて
それに答えていくので
深くなりにくい。
コミュニケーション自体を
深めていくために
ネタ作りが必要なのです。
英会話教室は日本にいながら
ネイティブの先生と話すことができる。
自分の話を聞いてくれる。
安心して間違うことができる
素敵な場所。
でもそのための準備も必要、
いや、準備の方が大切だということを
是非覚えておいてください。
これはオンライン英会話も同じです。