英語コーチングスクール
Luminous gait代表
英語起業塾主催の
武智さやかです。
今日はアメリカ移住の話として
一年アメリカに住んで感じた
「アメリカの良さ」について
お話しさせてください。
私はアメリカに移住するまで
アメリカに住んだことも、
行ったことさえなかったんですが
その中で
「なぜアメリカって
そんなにいいと言われるの?」
「多くの人がアメリカに憧れて
住んでみたいと
思うのはなぜだろう」
という疑問がずっとありました。
それを知りたくて来た、
というのが
私にとって移住した理由の一つです。
でも「どうしてもアメリカに!」
という強い憧れというよりも
「どんな国なの?」
という興味関心が強かったんです。
実際住んでみて
どう思うのか?
アメリカの良さって
何なのか?
細かい部分で言うと
例えばアメリカの学校では
素直な子どもたちが
多いと感じること。
先生や親に対して
にこにこ手を振ってくれる。
誰かが泣いていたら
すぐに駆け寄って心配してあげる。
もし意地悪を言った子がいたら
「どうしてそんなこと言うの」
とその場でしっかり伝える。
自分の意見をはっきり言う習慣が
身についている。
と感じる瞬間が多くあります。
学校も思った以上に
きっちりしていて
セキュリティ面も厳しい。
困ったことがあると
先生方はすぐ対応してくれる。
親身になってくれる場面も多い。
そしてアメリカの
大人の方たちも、
結婚して
子どもが産まれても
「自分の人生の主人公は自分」
という感覚を大事に
しているように思うところも
私は好きです。
子どもと一緒に遊ぶ時も
大人自身が誰より楽しんでいる。
もちろんカリフォルニアの
気候の良さも一つの魅力。
でもこれって
ほんとに一部の
要素じゃないですか。
日本にも同じように
良さはあって、
例えば食事やマナー、
食べ物に感謝する心や
振る舞いの丁寧さは
私は日本がいいなと思う。
だからこういう一部の要素で
「どっちが良いか」って
一概に言えないと
私は思うのです。
そしてやはり今も
慣れ親しんだ日本が
私はいいなと思ってるんですが、
ただ、今の自分には
「アメリカで住むことは必要」
だとも思っています。
アメリカに
住むことの良さって
「成長できる場所に
身を置けること」
だと感じるからです。
アメリカは自由な国と
言われることも多いけど
実際は日本よりもルールが
厳しい部分もたくさんある。
治安の不安や生活の不便さもあり、
自分で情報を集めて
自分で行動しなければならない
こともたくさんある。
ボヤボヤしていられないからこそ
行動する習慣がつく。
それが自分を成長
させてくれるんです。
環境が整っているから
チャンスがある
のではなく、
自分で動かないと
いけない環境だから
チャンスに変えられる。
そういう意味で今の私にとって
アメリカは成長のために
今、必要な場所。
心から大好きで
安心できるのは日本だけど
好きな場所にいることが
常にベストとは限らない。
離れることで見える価値もある。
この一年、そんなことを
強く感じました。
先日、仕事を辞めて
英語のスキルで独立したい
とご相談くださった
英語の先生が
仰っていました。
「やりたいことをやるためには
今身を置いている居心地の良い場所、
組織を離れることが必要」
私も
会社を辞めて
通訳学校で学び始めた時、
すっごく居心地が
悪かったんですが笑
(周りが英語レベルが高い方
ばかりだったので)
でもその居心地の悪さが
自分も英語力も
成長させてくれた。
居心地が悪い場所に
身を置くことも
人生において重要。
定期的に無理矢理
そういう環境を
私は作るようにしています。
その居心地の悪い場所を
良くしていける力があれば
どんな場面でも
幸せをつかみ、充実した人生を
送ることができるから。
英語学習も同じです。
面白くない英語学習を
いかに面白くできるか。
これができる人は
英語力を伸ばしていける人です。