高校生の時、私にはとても苦手な科目がありました。
それは数学です。
その言葉を聞けば気分が悪くなるほど。
担当の数学の先生が学校の中で1番怖いことで有名で、しかもよりによってその先生と苗字が同じだった私は最初から何かと目をつけられ、毎回授業であてられ、全然答えられなかったので
「立っとけ!」
と怒られて、立てって授業を受けていました。
このままではダメだ!と決意して、あるテストの前、睡眠時間を削って数学をめちゃくちゃ頑張って勉強したことがありました。
「立っとけ!」
と怒られて、立てって授業を受けていました。
このままではダメだ!と決意して、あるテストの前、睡眠時間を削って数学をめちゃくちゃ頑張って勉強したことがありました。
今回はいける!
採点後のテストを先生から渡され、自信満々にテストを開く私。
そこに書かれていた数字は、まさかの
0
まあこの日から、数学の勉強もモチベーションも0になりましたね(笑)
そんな私が今、毎朝していることがあります。
それは、
数字をチェックすることです。
それは、自分の媒体へのアクセスだったりコンバージョンだったり、あとは自分の売り上げや収支ももちろん。
とにかく数字と向き合う、という習慣がつきました。
もう数字と関わることはないだろう、と思って英語にどっぷり触れていた私ですが、
今自分のビジネスを進める中で数字とは切っても切れない関係だと実感しています。
数字を見ていると本当に面白い発見がたくさんあります。
今日もその発見を英語起業塾の勉強会でシェアしたのですが、皆さんも驚かれていました。
自分の活動を数字で捉える癖がつくと次、どうすればいいのか明確になるのです。
で、これって、英語習得と同じだと思うのです。
例えば、TOEIC900点を目指したい!という目標を持っている人が、今自分がTOEICスコアがどのくらいなのかが分からないと、900点まで何をすればいいのか、分からないですよね。
それと同じで、来月はお客さまを何人獲得して、どのくらいの売上を上げたいのか、こんな目標を掲げているのに、
今自分がどんな状況なのか数値として具体的に全く分からないと何をどうしたらいいのか、分からないはず。
私自身、英語コーチとして生徒さんの英語習得をサポートする時にも、
目に見えるもの、例えば資格試験などで自分の実力を図ることを大切にしているのですが、
英語もビジネスも、まずは現状把握することから。ここからがスタートです。
数学が嫌いな方って、私もそうだったのですが、別に高校生の時のように難しい計算をする訳ではないのに、数字と聞くだけで嫌な気持ちになる、そんな経験ありませんか?
私もそうだったんですが、苦手意識があった数字とこうして毎日向き合うことで思うことは
「目的でプロセスは変わる」ということ。
高校の時って、数学を勉強するのは数学を学ぶため、テストでいい点を取るためだったんですよね。
今、数字と向き合うのは、
自分のビジネスの状況を知り、改善するため。そしてより多くの人に届けて、悩みを解決するお手伝いがしたいため
ゴールはそこなんですよね。
この目的、目標が自分の事だけではなく、誰かのため、という部分が入っていればプロセスはより楽しくなるし、目標達成までのモチベーションも変わるのです。
ビジネスも英語も目に見える形で測り現状把握していく。これを大切にしていきましょう。